どうも。御茶の水です。
いやー、巷で大人気ですね、「凪のお暇」が。笑
生き馬の目を抜きながら暮らして行かなければいけない昨今の若い女性達にとって、きっと凪は、読者と同じ目線で生きている主人公であり、共感される部分がたくさんあるのでしょう。
主人公でありながらモブのような性格を見ていると、心が和むような、痛むような…不思議な感覚に陥ります。
この漫画はきっとドラマ化するんじゃないですかね?
椿町ロンリープラネットもドラマ化する率は相当高そう(というかこの作品は絶対しますね!間違いない!)ですが、凪のお暇も相当ドラマ化率高めだと思いますね。
飛ぶ鳥落とす勢いで人気が上がってきているAbemaTV様、地上波でやらなかった場合はぜひ!笑
さて、今回もマシュマロチャンネル編集部員の、湯の実がお送り致しますよ!
というわけでまずはあらすじから!
【凪のお暇】3巻 あらすじ
他人に合わせてばかりの日々をやめ、心地良い新生活をおくっていた大島凪28歳。だけど、何かと優しい隣人・ゴンとの関係が深まるにつれて、気持ちが揺らいで…?
※内容紹介より
***
▼作品情報
ジャンル: ルポ・エッセイ
出版社: 秋田書店
雑誌・レーベル: エレガンスイブ/A.L.C.DX
主人公のタイプ:地味、天然パーマ、モブキャラ風、実は仕事できる、場の空気を読みすぎる、他人に合わせすぎてしまう
マシュマロch編集部員の少女漫画レビュー
【凪のお暇】
一癖も二癖もある母親から離れ一人暮らしの新生活を始めた主人公だったのですが、今回は大島凪の隣人のゴンさんが急接近!!
大島凪の隣人・ゴンさんは優しいほんわかとした独特の雰囲気を持っていて、察しがよく大島凪のことを見てくれています。
そんなゴンさんに大島凪は優しくされ次第に惹かれていき、ついにゴンさんの部屋でお酒を嗜み一線を超えてしまうのです…。
しかも、エッチが上手いゴンさんに大島凪はメロメロ!!
もうゴンさん最高!!
そう思いました。きっと大島凪も思ったことでしょう。笑
ただ、そんなゴンさんにも欠点がありました。
それは『目の前にいる誰にでも優しく誠実で自由すぎる』のです。
例えば…
エッチをしたあと、すぐゲームをします。
エッチのあとでも裸でも関係ありません。
突然友達も呼ぶんです。
しかも、合鍵は誰にでも渡します。
本当にびっくりしました。
戸惑う大島凪の気持ちが痛いほどわかります。(笑)
でもゴンさんは魅力たっぷりでそんなことをされても大島凪はゴンさんにどんどん惹かれていきます。
結果、大島凪はゴンさんに依存してしまうようになり、徐々にメンヘラ化していく事に…
大島凪は『別名 メンヘラ製造機』といわれるゴンさんに知らず知らずのうちに依存していてズタボロになってきてしまうのです…。
最後は家に来た我聞慎二くんに心配をされ、悲しくも切ない表情で
『自由にやらせてよ…だってせっかくのお暇なんだしさ』
と話す大島凪の姿は胸が痛くて忘れられません。
でもゴンさんの魅力に納得できる場面は確かに多く、これは我聞慎二と全く違うタイプです。
我聞慎二くん派とゴンさん派に女性は分かれるのではないでしょうか。
貴女はどっちの魅力に惹かれますか?
また、どっちの欠点が許せるでしょうか?
私はまだまだ決められそうにありません…。(笑)
ここからは、マシュマロch編集部員の独断と偏見により、
キュンキュンする度合いを「キュン度」
純粋に文字数等の情報量や続刊があるか等を勘案した「サクッと読める度」
斬新な展開の有無や、無難なストーリー構成かどうかを表す「ストーリー構成」
表紙や中身の絵柄、そして少女漫画にちょいちょいある、ムリな方向に曲がっている関節があるか等を考慮した「画力」
として、上記4つを★の数で5段階評価していきたいと思います!
※編集部員の独断と偏見が多分に含まれるのでくれぐれもご注意を。
【キュン度】★★★☆☆
ゴンさんのDJ姿や優しい笑顔についキュンとしてしまいます!
【サクッと読める度】★★☆☆☆
大人な恋愛が主体でリアリティあって良いのですが台詞が多めで、読むのにやや時間がかかりました。
【ストーリー構成】★★★★★
ドラマ化しても良いくらい深い内容で大人の女性ならではの悩み方や、癖のある親御さんの描き方が程よく病んでいて面白かったです!
【画力】★☆☆☆☆
一見ギャグ漫画かと思うくらい絵は昭和チックです。ただストーリーのおかげでかっこよく見えるような見えないような…。
【総評】★★★☆☆
ストーリー重視のマンガです。大人な恋愛をしてきたアラサー女子の方はきっと楽しめる内容かと思います!
コナリミサト先生は他にこんな少女漫画も描いています。
珈琲いかがでしょう
宅飲み残念乙女ズ
というわけで今回はここまで。
次回もお楽しみに!